幼稚園に通ってる頃だか、たぶん5歳位だったか、
そもそも私の回り道はここから始まったのかもしれない。
とある日、お友達と駅向こうの公園にで遊んだ、行きか帰り、
駅前の大通り(今は自分がおおきくなったので、2車線の普通
の通りだった・・・)を渡るとき、先に渡ったお友達が、
青だよ~早くおいで~と指で差していた信号は、青!
今思うと、車の見る信号が、青、だったのだ。
何も疑わず、うん!と言いながら横断歩道を渡ったら、
なんと、
私のすぐ後ろを、大きなトラックが、着ていたTシャツを
なびかせる程すれすれに通過した。
急停車したトラックの運転手さんが、親はどこにいる!
と怒鳴ったのを覚えているが、私は何事もなかったように、
お友達のところに行ったのだろう。その後の記憶は不明だが、
次の日小学校で、昨日、信号を無視して渡り、トラックに
ひかれそうになった子供がいたそうで、運転手が学校にお怒りに
電話があったとのこと・・・ 私だ~
ほんとなら、あの時死んでいて、今、回り道すらできない短い人生だったかも・・・
と思うと、その頃から、私の回り道が始まったのかもしれない。